この記事には漆黒のヴィランズのメインクエストのネタバレを含みます。閲覧の際は十分にご注意ください。
今回はラスボス戦〜エンディングまで!
え? FF14、もしかしてもう終わっちゃうんですか……?
【前回までの感想】
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その14 その15 その16 その17 その18 その19 その20 その21 その22
エメトセルクが再現した災厄の日を切り抜けると、いよいよ本人と対峙……!
するけど腕の一振りで薙ぎ払われるヒカセン一行。
予想はしてたけどつ、強い!
さすが真なる人! これ勝てる要素あるんですか!?
誰よりも早く立ち上がり、果敢に立ち向かっていくアリゼー。
ウリエンジェの言葉にはムーンブリダへの想いを感じることが多いけど、アリゼーの言葉にもテスリーンや彼女が関わってきた人への想いを感じるなあ。
そ、そうだよ!!(便乗)
古代人と比べたら劣る存在なのは確かだろうけど、だからと言って見下げられる謂れもないわー!
双子ーー!!
双子が痛めつけられるのは先輩としてわりと許せねー!!
しかしヒカセン、既にふらっふらである。
視界は光に侵され、幽鬼のようなフラフラとして足取りで、なおも進もうとする光の戦士。
こんな弱々しい自キャラの姿は初めてだよ……。
プレイヤーが難しいことを考えなくても登場人物がばっちり主人公側の主張をしてくれるの、最後の最後までブレないなー!
ほんと一本の映画というか小説を見てる・読んでるを飛び越して「プレイしてる」感じ……!
ここでオープニングムービーの台詞! グレムリン・エメトセルクー!?w
光の暴走の再開で、今にも罪喰いに成り果てそうなヒカセン。
なにか、なにか状況を打開する方法はないのか!?
リーンの力で光の暴走を抑えられるよう、サンクレッドが時間を稼いでくれるけど……!
リ、リーンちゃあああん!!
やめろー! 未来ある若者を傷つけるのはー!!
アカン、本気出したエメおじに手も足も出ない……!
ヒカセン、渾身の嘔吐顔。
うわー! ヒカセンが見たことないドギツイ表情しよるー!!
今までにない表情でイイな!!(本音)
ど、どうなってしまうんだ!?
もうヒカセンの体内からも光が溢れ出してしまって、本当に崩壊寸前・罪喰いに成り果てる寸前の感じだよ!?
打つ手ゼロの絶望感がすごいんですが!!
もはや一歩も進めず倒れ込むヒカセン。
その視界の端に映る……アルバート。
あ、死んだ? 死んだかな? ここは死後の世界的な?
いや罪喰いになってしまうなら死ぬわけではないか。それは英雄にとって死より悲壮な未来だけど……!
ごめんアルバート、さすがのヒカセンも本気を出した古代人を前には手も足も出なかったよ……。
開幕から既に瀕死状態だったのも……祟って……(言い訳)
凪いだように静かな世界で、焦燥した様子など微塵も見せないアルバート。
すべての世界とは、なかなか大きく出たなあ!
下の選択肢を選んだ時のヒカセンがまた、いい笑顔なんだ!
ここの選択肢、初見の時は上を選んだんですよね。言い切る方が光の戦士っぽいかなと。
あと下の選択肢は「もうだめだ……おしまいだぁ……」てな感じのベジータ的な弱音(DB)かと思って……w
後から紀行録で見返してみたら、個人的には下の選択肢のほうがしっくり!
もうひとつの世界の英雄に、魂を託される光の戦士。
おぉおおぉおお……!!(呻き声)
もうここから涙がボロボロ止まらなくてー!!(涙)
主題歌「Shadowbringers」が渋くて熱くて、何よりもアルバートが惜しみのない顔でヒカセンに全てを託してくれた姿が……!!
これはつまり……光の戦士の魂は、七回の世界統合を受けた人々よりも強固になったということか!
アルバートとフュージョンしたことで、膨大な光の侵食に耐えるだけの強さを得た光の戦士。
ああ、でもエメトセルクには違う人の姿に見えた……!!
きっと、古代においてこの魂の持ち主だった者、本来の姿に。
それはつまり……エメトセルクが思い入れのあった人物……。
そんなー! もう半分以上は「あいつ」に近づいたからほぼ本人認定してくれてもいいじゃないですか!?
(デリカシーの欠片もない発言)(雰囲気を台無しにしていくスタイル)
す、水晶公ーーーー!?
よかった! 生きてた! 満身創痍すぎるけど!!
だからさぁ〜〜〜〜
エメトセルク、こんなに光の戦士たちを「なりそこない」と見下げて追い詰めて滅ぼそうとしているのに、言葉尻から優しさというか情の深さというか、あと一歩、冷酷さが足りないというかー!
そういうところやぞ、エメトセルクー!!
これはまさか、8人戦のパーティーメンバーをもストーリーに組み込んでくるのー!?
う、うわー! カ、カッコイイ……!!
コンテンツファインダーなんてシステム的なもので、シナリオとは関係ないと割り切ることもできるのに、システム的な事情さえストーリーにこんな熱く組み込んでくるなんて……!!(感涙)
エメトセルク、真なる人としての名はハーデス!
なんちゅーぴったりな名前よ!? ギリシャ神話における冥府の神様ですね!
なるほど、水晶公が召喚してくれたのは、残存する数多の世界の勇士であると!
ハーデス戦、初見の時は5.0実装されて間もなかったので、CFで一緒だった皆さんもAF姿で雰囲気は抜群でしたね〜〜!!
(しかし戦闘中のSSは他の方も映ってしまうのでカットォ!!)
光の戦士だって当然負けられないけど、エメトセルクだって負けるわけにはいかないよね。
最終的にはこうして敵対することになってしまったけど、彼の胸中が察せるだけに、彼の叫びが心に刺さる……!
それにしてもヒカセン、すっかり調子を取り戻してるなあ!
白聖石ってそういう使い方OKだったんだ!?(砕いて刺す)
っていう感想が最初に飛び出してきたのはここだけの秘密!!w
持ち直した仲間たちが白聖石に魔力を注ぎ込み!
ていうかリーンちゃん生きてた!
魔力の刃みたいなので胴体貫かれてたからもうダメかと思ったわ!(涙)
エメおじもやるならやるでトドメ刺したらいいのにさー!? いや刺さないでくれてよかったんだけどさー!!
だから!! そういうところやぞ!!!
全てを塗りつぶしていく闇
光を束ねて立ち向かう光の戦士、その束ねた光の形よ!(涙)
アルバートの斧の形に束ねあげられた光と、エメトセルクの闇がぶつかり合い拮抗し、そして……!!
感想記事なのに、息を呑むような熱い演出の連続に、ど素人が何か書き添えるのは却って無粋なくらい迫力のある展開が続くー!!
ああ……
ああ……
勝ったのか……
ヒカセンたちの想いが、エメトセルクの執念を上回ったのか……
ヒカセンが重く頷くと、微苦笑を浮かべて散っていったエメトセルク。
おやすみなさい、エメトセルク。
途方もなく長い年月を、仲間達のために惜しみなく費やし続けた情の深い人……
そして分割された世界の人々に失望しながらも、期待を捨てきれず時に耳を傾けることを忘れなかった誠実な人……
もっと貴方の話をたくさん聞きたかった。
エメトセルクの最期の笑みは、背負っていた重い荷をようやく下ろし、後の世はコイツらに託してみるかと肩の力を抜いた、そんな笑みにナカノヒトは見えました。
なんてのは都合の良すぎる解釈かなあ?
ああ、でも、柔らかくて明るい青空の嬉しいこと!
アリゼーちゃんがグイッとアルフィノを押しのけてて笑う
もお〜アリゼーちゃんってばヒカセンのこと大好きなんだから///
光と闇が両方そなわり最強に見える(ブロント語)……ではなく!
魂が強化されたことで、光を自分の武器にするくらいの力は生まれたしね!
みんなには不思議で堪らないだろうなあ!
実はこの旅に、もう一人の同行者がいたなんて。
ルームメイト、ルームメイトなんてアルバートのことを呼んでいたけど、いまやもはや一心同体(文字通り)
これで第一世界も救われたことになる……んだよね!?
きっとこれで、アルバートも心置きなく休むことができるはず。
水晶公、いや、グ・ラハー!!
よかった! 誰も彼も瀕死の一撃を喰らったようにみえていたけど、満身創痍ながらも無事だった!
誰も欠けずにたどり着いたよ、エンディングに!
グ・ラハが謝らなきゃいけないことってどこかあった!?
強いていうならエメトセルクに隙を見せて誘拐されたところ!?
ここで「おはよう」とグ・ラハに言えたことがナカノヒト的には本当にヒカセンと気持ちがリンクできて最高だった……。
新生の頃、メイン・サブクエストともに強く印象に残るものがまだそこまでなくて、その中でクリタワの一連のストーリーが好きだったんですよね。
敵だったネロさンが一時的とはいえ仲間になり、メインだけの出番かと思っていたシドたちもがっつり絡んできて、そして何より初めての24人ダンジョン!
当時はちょくちょく一時休止してたから、「初見だらけでのりこめー!」できたのは闇の世界だけだったけど、アライアンスチャットでワイワイガヤガヤ攻略するのも楽しかった。そんなイイ思い出が詰まったのが自分の中のFF14クリタワシリーズでした。
グ・ラハが眠りにつく時に言った「目覚めたら、真っ先にあんたの名前を探すよ」という言葉もジーンときたしね!
だから漆黒のヴィランズの情報が徐々に解禁されてきて、「水晶公ってグ・ラハ・ティアでは? え、起きたの?? おはよう!?」と始まる前から思っていたので、ここで「おはよう」の選択肢があって、本当に感無量!
遊んできた年月の分だけ喜びもひとしおです。
地上の空にも戻った一面の青空!
よかった、第一世界から本当に光が掃らわれたんだね!
やったよチャイ夫人! めっちゃ褒めて! あとめっちゃ喜んでるところ見せて和ませてー!!
私も指輪10個装備したい(話が逸れる)
コルシア島の皆が青空をバックに迎えてくれるのが爽やかで爽やかで!
周囲の景色を照らす太陽の光が優しいったら。
こうして見ると、本当に元はひとつの世界だったんだなって思うほどラノシアにそっくり!
え、でも
帰りは自力で泳いできたの!?w
あ、そうか、みんな満身創痍だから転移魔法を使うのは危なかった的な!?
地脈に溶け込んだまま地上に上がって来れないくらいみんな疲れ果ててるもんね!?
ビスマルクさんに頼れるのは片道だけだった!
アルフィノはアレンヴァルドに水泳を教えてもらっててよかったね、ほんとうに!w
喜びいっぱいで飛んできてくれるフェオちゃん!
悠久の風のBGMが沁みるなあ……。
ここから新しく始まっていく第一世界の歴史。
水晶公が独白するように、この冒険は本当に、この世界の新しい神話になっていくのかもしれないね。
ところでこのシーン、リーンちゃんも慌ててるけど、ウリエンジェがいない!?
あ、そうか、きっと水面をバーンと割って現れるんだな!
って思ってたらちゃんと流れ着いてた。
ここ最初のとき本当に分からなくて、紀行録で見返してやっと気がつきましたw
アルフィノとウリエンジェは水泳の特訓が必要ですね。教官アリゼーちゃんとかで。
闇の戦士一行と水晶公、星空を引き連れて無事クリスタリウムに帰還!
そして、アルバートも。アルバートの斧から血糊が消えてる……!
誇らしげな顔のアルバートと、それを出迎える仲間たちの魂。
うわ〜〜〜また涙が!
アルバートだけでなく、これで彼の仲間たちも報われたかしら!
大団円にふさわしい夜。
なんかもうストーリーがあまりにも綺麗にエンディングを迎えていて、「このままFF14終わっちゃうの……?」と思ってしまうほどの満足感!
に浸っていると、
どことなくアルバートに風貌が似た男の子にキラキラした目で見つめられるヒカセン。
「秘密だよ」か、はたまた「みんなには内緒だよ?」かは、ご想像にお任せしますと言ったところかしら。
茶目っ気を含んだヒカセンの顔、いいぞ〜!
この子は将来、第一世界の新しい光の戦士になったりしてね!
ああ、終わった……! スタッフロールだ!
同じことを何度も書いてしまっているけど、漆黒のヴィランズは本当に「映画をプレイする」「小説を遊ぶ」というか、物語への没入感が凄いシナリオでした。
光の戦士をどこまで喋らせる(選択肢)かというのも、いい塩梅だったなあと。
王道系主人公、やれやれ系主人公、ユニーク系主人公な感じの三択な感じだったなとw
光の戦士のパーソナリティがふんわりと輪郭を得て、その上でプレイヤーが自由に肉付けできる感じというか!
唯一ボイス付きセリフっぽくなってるのがアルバートと言葉が重なったところ(「冒険の旅は〜」)というのがまたね!
あとは何よりフェイスシステム!
このおかげで暁の仲間たちへの思い入れもグッと増しましたね!
新生の頃から一緒にいるメンバーだけど、ここに来て本当に仲間になった感覚が味わえました。
と、スタッフロールの後にはまだ続きがあった!
自分から母親っぽい言動してるくせにヒカセンがお母さんって言うと(略)
双子が平和に仲良しなやりとりしててニヨニヨしちゃうなー!
リーンちゃんが活発な雰囲気を帯び始めてるー!
いいねいいね、リーンちゃんにはこれから自分の人生をたくさん満喫してほしい!
そのウリエンジェさんはシラフだったんですか酔ってたんですか
晴々とした祝宴だったはずなのに、サンクレッドだけ真顔なの草なんだ。
そういうの身から出た錆っていうだぜ。
実際、海を割ってテンペストから帰還するんじゃないかと思ったしな!!
いつかどこかでアルフィノとウリエンジェが水泳特訓するサブクエストは真面目にやってみたい。
指導クエストみたいなの!w
【やったー!】 ぱちぱちぱちぱち!
すごいハッピーエンドだけど、でも懸念点も……!
それは、第八霊災が発生しないと確定した未来では、グ・ラハが目覚めることはないということ。
グ・ラハは歴史の修正で消滅してしまうのではないか(この未来に為に尽力してくれた人々も)、という不安が残っていましたが、どうやらその心配は必要ないみたい……?
第八霊災が発生した未来はひとつの世界として確定してしまったのかしら。
悲惨な未来がひとつの可能性として残存しているのも心苦しいような、かと言って消滅してしまうのを手放しで喜ぶのも……と、そんな方向にも思いを馳せたり。
※5.0後に公開された漆黒秘話(ロドストに飛びます)でこの辺りは触れられてますね!
なにはともあれ、今はグ・ラハが生きてくれていることを素直に喜ぶべきですね!
自分が自由に行き来できるものだからすっかり忘れていたけど、そういう問題も残ってた!
次の課題は、ヒカセン以外の仲間をいかにして原初世界に連れ帰るか、ですね!
ということは、まだしばらくは第一世界での冒険が続くのね! 楽しみだ!
それはそれとして、ヒカセンの荷物扱いでテレポで移動できた例もあるし、なんかでっかい麻袋とかに一人一人詰めて次元の狭間を移動できないかな? ダメ?
そうよね。
リーンちゃんはもともと第一世界の住人だから、原初世界に戻る時は一緒に……とはいかないものね。
お別れの時までまだ時間があるみたいでよかった!
アルフィノたちが帰れる方法は追々探すこととして、とりあえずヒカセンは原初世界にいったん戻り、タタルたちに状況を伝えることに。
水晶公の案内で、原初世界へと渡っていく光の戦士。
当然、水晶公はその壁を超えることはできず……
第八霊災という未来を回避したグ・ラハは使命を果たしたと言える状態だもんね。
彼の存在が歴史の修正で消えることもなさそうだし、原初世界へ戻ることもできないとなると、彼はこのままクリスタリウムを治める水晶公として過ごしていくのかな?
でも本人の口ぶりや以前語ってくれた夢からして、光の戦士と冒険の旅に出たいと思っているのかなあ。
水晶公とも冒険できたら楽しいだろうなあ!
5.0は堂々完結したけど、漆黒のヴィランズは始まったばかり!
これからどう展開していくのかも楽しみだ!
そして毎度お馴染み「一方その頃」シリーズ!
ガイウス&エスティニアンが魔導城に突入すると、何もしてないのに既に荒れ放題。
ってヴァリス帝ーーーー!?
ゼノスがまたいらんことしとるがな!!
ウ、ウワーーー!!
超絶しょうもない理由でヴァリス帝が葬られてしまった!!!???
アシエン絡みの問題が落ち着いたら、いずれヴァリス帝とは手を取り合えると思ってたのに!!
お前のこと友だと思ったこと一度もないからな!!!!
というナカノヒトの叫びは置いといて、戻ってきました原初世界、モードゥナの石の家!
さっそくタタルさんに会いに来たら、めちゃくちゃびっくりされるの巻。
第一世界ではそれなりに長い旅だったけど、原初世界ではほんの三ヶ月とかの出来事だったのかもしれない。あるいは数週間!?
うんうん、ただいま!
第一世界での皆の動向は、フェオちゃんが夢で伝えてくれていたようですね。
帝国軍の動きが鈍い、というのはゼノスが中身から引っ掻き回しているからでしょうね。
本物ゼノスが現れてスタコラサッサと逃げ出したエリディブスさん、いまのところカッコイイとこあんまないけどこの先挽回するチャンスはあるのか!?w
こっちはこっちで8人レイドに繋がる流れをチラ見せ。
5.0の8人レイドはリーンちゃんが主役になってくるのね! 楽しみだ!
冒険の旅はどこまでも続いていくぞー!!
いつもはクスッとしてしまう迫真の「つづく」だったけど、5.0があまりにも綺麗に終わったので、今回ばかりは「つづく」と出て心底ほっとしたー!w
かつて世界を襲った災厄の正体がなんだったのかとか、ゾディアークとハイデリンの存在は今後どうなるのか、エリディブスはどう振る舞うかなど気になる点はあるけれど、それは5.1以降のお楽しみですね!
災厄については、古代は文明が極まりすぎた結果、自壊を招いた(創造魔法の暴発とかもあるし)という印象もありますが……!
その謎が明かされる日は来るのかな!?
というわけで、「初見プレイの時を思い出しながら書く5.0感想記事」、漆黒発売日から考えると書くの遅すぎィ!な内容でしたが、これにて完!
さあ、次は暁月にのりこめー!!