この記事には漆黒のヴィランズのメインクエストのネタバレを含みます。閲覧の際は十分にご注意ください。
今回は71ID〜クリスタリウムに帰還するところまで。
サブちゃんズの漆黒メイン進行度をなんとなく揃えていたのですが、それだといつまでも感想用SSが揃わないのでララちゃんから絞って進めることにしました。
アルフィノ・アリゼー両名と再会し戻ってきましたクリスタリウム。
双子それぞれと行動を共にしたことで、第一世界の現状がそれはもうイヤッ!;;(悲鳴)ってほど伝わってきました……。テ、テスリーン……;;
第一世界のこの現状を打破するためには罪喰いを束ねる上位個体「大罪喰い」の討伐が必要。
しかしユールモアのように罪喰いの存在を肯定する(操る)勢力もあるため、人類vs罪喰いというわけにもいかず。
世界がなくなるか否かの逼迫した状況なんだから人類で一致団結しなさいよ、と、つい思ってしまいますが、勧善懲悪の物語のような単純明快な発想は通らない勢力図のようです。
光の氾濫から100年も経っているから、ある意味ノルヴラントの人々にとって今の世界のありさまは当たり前のものだろうしなあ。
そもそも第一世界を救うことがなぜ第八霊災を防ぐことに繋がるのかを水晶公が視覚的にめっちゃ分かりやすくレクチャーしてくれます。
これまでのメインクエストで語られてきた世界観(蒼天編で星の代弁者になったミンフィリアのはなし等々)や、世界設定本に記載されている惑星ハイデリンの歴史(各霊災の属性)がぎゅっと詰め込まれつつ、さらに一歩踏み込んだ霊災の解説、世界設定にワクワクするタイプのヒカセンには堪りませんね……!!
(そういえば第七霊災ってどの属性の霊災だったのかよく分かっていない)(世界設定好きだけど考察は苦手マン)
水晶公のレクチャーを鼻息荒く聞いていたら緊急事態発生。
クリスタリウム近郊のホルミンスターという地が罪喰いの襲撃を受けているとのこと。
我々も救援に駆けつけるために出立です。
このシーン、星見の間の先にしっかりクリスタルタワー内部の通路が見えてて興奮しました(ずっと鼻息が荒い)
ちょっとそちらのほうも歩かせていただきたいですね〜〜〜(フンフン!)
漆黒のメインストーリーで実装された「フェイス」システム、これすごくイイ!!ですね。
NPCとIDに突入できるおかげで物語への没入感が増し増しに。
シャキ待ちもないし、自分の場合はメインであまり操作しないジョブでサブキャラやってたりするので、CFで参加するにはスキル回しがまだ不安……といった心配をしなくても大丈夫というありがたさ。
紅蓮以前にも遡って実装してほしい……!
IDに突入するパーティーメンバー、
と、メインキャラでプレイした際は最初から最後まで双子は固定メンバーでしたw
サブキャラで進行する際は色々な組み合わせで楽しみたい。
そんなこんなでやってきましたホルミンスター。
もうID名からして悲惨な感じしかしない。
人間や動物が異形の姿に変えられるというシチュエーションがグロテスクで苦手なので、漆黒のID、1発目からツライ。
(同じ理由でハウケタハードとか毎度ゾワワッ)
1ボスはアム・アレーンでテスリーンを罪喰い化した憎っくき奴!
てっきりメインクエスト終盤まで引っ張られる存在かと思っていたので最初のIDで敵対するとは。
そんでもってフェイスで突入するとNPCがギミックの避け方を見せてくれる親切仕様。
わかりやすい!w
夥しい数の罪喰いの繭、村を焼く火の手、重苦しく空を覆い尽くす光……。
こんな阿鼻叫喚な状況でなければ、牧歌的で美しい風景だったろうに……と思わずにはいられない光景が広がるホルミンスター。
あちらこちらに遺体が転がっていて胸が痛みます。
ホルミンスター、これほぼ全滅状態なのでは……。
ん?
似たような人が何人も転がっていることにツッコンではイケナイ。
若干凹んだ気分になっていたら、村人のバリエーションは意外と少なくてちょっとフフッとなったのでした。
2ボスはまさかのテスリーン。
テスリーンも最後まで引っ張るのかと思ったら、ここで決着するんですね。
あのショッキングな別れから漆黒メイン最後まで引っ張られたらトラウマになりそうだから、早々に対峙できたのはせめてもの救いかもしれない……けども……
そろそろアリゼーに……なにか……なにか安らぎを……!!(涙)
テスリーンよ安らかに……。
いやもう漆黒、しょっぱなからずっとつれぇわ……
(パステルでふんわりした雰囲気を目指したらぼんやりしたSSになってしまったホルミンスター)
長閑で美しい村だったんだろうなあ、ホルミンスター。
罪喰いの襲撃を受ける前に一度訪れてみたかった……。
いよいよホルミンスターを襲った大罪喰いと対峙……ってめっちゃキッモイ!!
生理的嫌悪感を催すデザインすぎるよ罪喰いたちィ!!w
大罪喰いを迂闊に討伐できない理由は、倒された大罪喰いから放出された光が新たな大罪喰いを生んでしまうから。
でも、その力は光の加護を持つ光の戦士なら相殺できる、と水晶公。
本当に相殺してる!?めっちゃ光を吸収してるけどコレ大丈夫!?と不安になりましたが
夜空が……!!
光の戦士が天を覆う光の幕を切り裂く演出、カッコイイ〜!!
光が掃われて現れた夜空、天の昏き海を見上げるクリスタリウムの人々やライナ。
夜空なんて原初世界にいた頃は当たり前に眺めていたものなのに、ああ、こんなに綺麗だったかなあ、とちょっと目がうるうる。
(それにしてもモーレン君、すさまじいシバ犬フェイス)
レイクランドに座す大罪喰いは討伐できたけれども、ノルヴランドを脅かす存在がこれで全て消えたわけではない。
滅びの運命に反逆するため、どうか力を貸して欲しいと膝をつく水晶公。
光の戦士から闇の戦士にジョブチェンジするヒカセン(ややこしい)
今回はヒカセンの選択肢も幅があって面白いですね。
敢えて分類するなら「真面目系」「熱血系」「やれやれ系」みたいな感じでしょうか?w
なんだったら全部の選択肢を組み合わせてひとつのセリフにしたいくらいイイ選択肢が多い!
そしてヒカセンの言動を遠くから見つめるアルバート。
「どうしてそこまでして戦うの?」というアリゼーの問いかけに、「救われて欲しい人がいるのだ」と答える水晶公。
「私はこれでいて、結構な老人なのだ」
救われてほしい人、その人のためなら、世界のひとつくらい救ってみせる。
あまり多くは語ってくれないけど、水晶公の確固とした意志は伝わってきました。
ところで見た目は若者、中身は老人なキャラって……イイよね……!!(鼻息荒い)
普通のお年寄りキャラも大好きですが、エ・スミ・ヤンのように外見と年齢が不一致系人物も大好きだったりします。
外見と言動のギャップがいいんだ、ギャップが。
若者の見た目で言うこと年寄りじみてたり達観してるのが好きなんだ。
(閑話休題)
ホルミンスターから戻ると一面に広がる青空!
夜空も美しかったけれど、青空を見上げる感動もまた一入ですね。
空ってこんなに高かったんだなあ……。
光が空を覆っていた時は重苦しく感じていたレイクランドの風景も、全く違ったものに見えてきます。
レイクランドの人々は早速「闇の戦士が現れたのでは」と噂しているらしく、水晶公の判断でヒカセンがヤミセンであることは伏せられることに。
必ずしも闇の戦士の登場を歓迎する勢力ばかりではないものね。
クリスタリウムへの帰路であちこちのNPCに話しかけてみたら、けっこう台詞が変わっているんですね。細かいなあ。
蒼天から周りのNPCの台詞もこまめに変化するようになりましたが、今回はさらにいろんなNPCの台詞が変化していそうですね。
メインキャラでやった時はやや駆け足気味だったので、この辺もじっくり楽しみながら進めていきたい。
彷徨う階段亭まで戻ってくると、四使徒を追う使徒狩りの人々を紹介されるヒカセン。
四使徒は光の氾濫を起こした大罪人たちにそっくりの姿をしている……ということは、原初世界で相対した闇の戦士の一行、アルバートの仲間たちということですよね。
違うんだ、その人たちは決して大罪人なんて呼ばれるべき人たちじゃないんだよ
と声を大にして訴えたい。
ところで階段亭で給仕をしているサイエラさん、ほかのNPCよりも少しだけ存在感が強い気がします。
はてさて彼女は一体?
あちこち駆け回って、なにやら久しぶりに戻ってきた気がする仮住まい
……に、当たり前のように入ってくるアルバード。
「ここ、自分の部屋なんですけど」
という選択肢があまりにも的確に言いたかった台詞すぎて笑う。
いやあ、いいなあ、漆黒の選択肢!w
所変わって、夜空を見上げる儚げな少女が一人。
そして毎度おなじみ「一方そのころ」でシーンは原初世界へ。
ララちゃんコンビにこき使われるエスティニアンと†影の狩人†ガイウスの邂逅です。
ヒカセンの異世界行きが「出張」と表現されていてまたちょっと笑う。
エスティニアンは蒼天で出番が終わるかと思っていたけど、紅蓮・漆黒と引き続き活躍があっていいですね。
こうしてひとつの作品内で物語や登場人物の活躍が積み重ねられ深みを増していくのはオフラインのゲームでは味わえない醍醐味ですね。
それぞれ独自の動きで「黒薔薇」の精製プラントを潰そうとしていた二人(二勢力)。
黒薔薇は少量でも吸い込むと生命エーテルの循環を強制的に停止させ死に至らせる、毒というよりは魔法のような本質を持つ兵器だそう。ありとあらゆるエーテルが巡り巡っているこの世界において、聞いただけでヤバさしか伝わってこねぇ。
最初のIDが終わったところで、今回はここまで!