登場人物とFCともしびの紹介
設定は随時修正が入ります。ご容赦ください(小声)
フリーカンパニー〝ともしび〟
不滅隊所属のフリーカンパニー。ラベンダーベッドに拠点を構えている。
FCともしびが結成されるまで
冒険者として活動する日々の中で出会い、徐々に交流を深めていった八人で結成されたFC。
FC結成までは名も無き冒険者の一団だったが、ある日ヴァヴァロとミックがFC制度宣伝のビラに興味を抱き、皆で話し合った末に結成に至った。
なお、話し合いといっても主題は「FCとはなにか」「冒険者として活動する上でデメリットはないのか」の確認であり、全員の合意自体はあっさり取れた。
FC名〝ともしび〟の由来
命名者はヴァヴァロの祖父アンリオー。
「皆が集う場所」「迷った時の道標」「旅を終え、帰るべき方角の目印となるもの」といったイメージから。
皆でテーブルを囲み、思い思いにFC名のアイデアを挙げる中、意見を求められたアンリオーの「出自が異なる者たちが、一つの〝ともしび〟のもとに親しげに集う。……ちょうど今のように」という発言から決定した。
FCの雰囲気/強み
もともと気心の知れたメンバーで結成されたFCのため、雰囲気はいたって穏やか。アンリオーを筆頭に堅実な判断力を持った〝大人組〟と、冒険心に溢れた〝若手組〟が互いに良い影響を及ぼし合っている。
また、結成前から皆でそれなりの修羅場を潜り抜けてきたこともあり、息の合った連携力が強み。難点……というよりはイ・ノギヤの嘆きだが、前衛が少ないのが弱みといえるかもしれない。
団員の募集は特にしていないが、一時的に古い知人が所属したり、他FCと共同で行動することはある。
FCメンバー紹介
(シャーレアン以外の各国成人年齢が分からないため、年齢はだいたいのイメージです)
![]() 名前:ヴァヴァロ | 駆け出し冒険者の少女。 冒険者だった亡き両親の背中を追うように自身も同じ道を走り出した。 まだまだ経験不足は否めないものの、冒険者としての勘はなかなかのもの。悩むよりは当たって砕けてみるタイプ。 明るく活発な性格だが、相棒のアルテュール相手にはデリカシーが欠けがち。 父が遺した手記を大事に持ち歩いており、今では続きの頁に自分の旅の記録をつけている。 FC内での立ち位置:魔導技術等、皆が疎い分野をカバー。 |
![]() 名前:アルテュール | 吟遊詩人の男性。 鍾乳洞から這い出たようなシェーダー族の集落で生まれ育ったが、少年時代に旅芸人の一座に加わり森を出て、後に冒険者になった。 ひょうきんに振る舞うことも多いが常に一定の冷静さを保っており、何かと突っ走りがちなヴァヴァロとミックにとっては良い兄貴分でもある。 非常に耳が良く、常人には聞こえない声を捉えることも。 FC内での立ち位置:仲間内の折衝役。若手二人の面倒見役も。 |
![]() 名前:ミック・ミルズ | 駆け出し冒険者の青年。 指物屋の長男坊だったが、昨今、なにかと巷を騒がせている冒険者に憧れ、弟妹の応援のもと、両親の反対と心配を押し切って故郷を旅立った。 冒険者という職業に夢を見すぎているきらいはあるものの、どんな依頼でも熱心に、実直にこなそうとする。 周囲には隠しているつもりだが、エミリアのことが好き。 FC内での立ち位置:他FCとも活発に交流し情報・人脈を繋ぐ。 |
![]() 名前:エミリア・オルコット | 幻術士の女性。 非常に優れた癒し手で、嫋やかな見た目に似合わず力持ち。 旅の足掛かりを得るために冒険者ギルドに所属しており、功名心などとは無縁。 心優しく穏やかな性格だが、色恋沙汰には少々鈍い。 意外と筋肉質な身体つきをしており、本人はそれを隠そうとゆったりした服装をすることが多い。 FC内での立ち位置:仲間内の折衝役。基本的な幻術指南も。 |
![]() 名前:ファロロ・ファロ | 呪術士の女性。 元は商家の跡取り娘だったが、第七霊災の折に人命よりも財産の死守に走った両親に失望。同時期に出会った後の親友ノギヤの誘いもあり、冒険者になって生家を飛び出した。 努力家で情に厚く、時に生真面目すぎることも。 おしゃれ好きでもあり、冒険の最中でも身嗜みには手を抜かないタイプ。 FC内での立ち位置:資産管理や事務仕事等、実質的なFCの運営担当。 |
![]() 名前:イ・ノギヤ・チャカ | 僧兵モンクとして修行を積む女性。 少女時代は典型的なミコッテ族の集落で暮らしていたが、第七霊災で家族を失い、逃げ延びたウルダハでファロロの支えを受けながら冒険者として再起した。 能天気そうな言動も多いが、荒野に産声を上げた狩人としての死生観はシビア。時に自身の犠牲さえ厭わない姿勢から「命知らずのイ・ノギヤ」の異名を得る。 FC内での立ち位置:武術指南で皆をシゴく。 |
![]() 名前:イェン・ア・リエーガ | 巴術を中心に幅広い魔術の研鑽に励む男性。 幼い頃から書と魔術に親しみ、より見識を深めるために、そして煩い姉たちから逃れるために冒険者になった。 喋るのが得意ではない上に、研究に没頭するあまり睡眠不足に陥りがち。そのため寡黙な性格と誤解されことも多いが、決して人嫌いではない。 依頼のお礼には金品よりも書籍や魔術に関わる物品を好み、近頃はそれらの保管場所に頭を悩ませている。 FC内での立ち位置:魔法絡みの案件対応、調薬等。FC宅購入費の半分を支出。 |
![]() 名前:アンリオー | 木こりを生業としているヴァヴァロの実祖父。 ふらりとエオルゼアに旅立った次男坊が旅先で得た妻子を、ガレマール帝国との戦火から守るべく自身が住まう北洋の地で受け入れ、長らく共に暮らしていた。 次男夫婦が亡くなった後、冒険者になると家出してしまったヴァヴァロを慌てて追う形でエオルゼアに渡り、「孫の独り立ちを見届けるまで」と自身も冒険者に転身する。 FC内での立ち位置:書類上のFCリーダー。顔役。※後に引退。 |
![]() 名前:ケイムゲイム(右)、ツェルフアレン(左) | FCともしびに雇われている使用人夫婦。 ケイムゲイムは海都の食堂で働く雇われ料理人、ツェルフアレンは漁師だった。 足を悪くして漁師を引退した夫とともに、雇い主である老夫婦から食堂を引き継ぎ生計を立てていくか、農夫として働く息子の元に身を寄せるかケイムゲイムが悩んでいたところ、ヴァヴァロたちから使用人の話を持ちかけられ、引き受けることに。 一念発起して海都から森都へと越してきた。 以来、家を留守にしがちな皆に変わり、住み込みでともしび邸の管理をしている。 おいしい料理の支度と、快適な住環境を維持してくれる夫婦に皆は頭が上がらない。 |
ともしび邸
ラベンダーベッドにあるFCともしびの拠点。
一階には男性陣および使用人夫婦の個室とキッチン、ダイニング、談話室が。二階には女性陣の個室とイェンの図書室が。また地下には貯蔵庫が、屋外には浴室がある。
個室は狭いながらも一人一部屋あり、全10室用意されている。いまは一部屋余っているため、物置として扱われている。
土地および家の購入・建築費用の半分はイェンが所蔵していた骨董品の売却費から捻出されている。
残り半分は、ミックが釣り上げた宝の地図をはじめとしたトレジャーハントやリスキーモブ退治、身の回りの細々とした品の売却等々の努力の末、皆でどうにか稼ぎきった。
なお家の候補地は「ミスト・ヴィレッジは実家に近いから避けたい」「暑いのも寒いのも苦手だからゴブレットビュートはちょっと」というイェンの希望を考慮に入れつつ、皆で各居住区を見学した結果ラベンダーベッドに決まった。
まったくの余談だが、ともしび邸の建設中、完成が待ち遠しいあまり足繁く建設現場に通ってくるヴァヴァロのことを、大工の人々は密かに「棟梁」と呼んでいたとかなんとか。
ともしび邸の図書室
書物収集が趣味のイェンは、費用を半額負担する代わりに書庫の設置を要求。結果、ともしび邸の二階には立派な図書室が出来上がった。
図書室の本は「読み終わったら元の棚にちゃんと戻す」「汚さない」を条件に誰でも読んでいいことになっている。また棚に空きがあれば、本を足すことも歓迎されている。
蔵書の大半は魔道書だが、ほかにも歴史書や大衆小説、雑誌等々、ジャンルは多岐に渡る。
家の管理
念願の拠点を手に入れたものの、人が住まない家は傷みやすいもの。
冒険で全員が出払うことも多い家には埃が積もりがちで、一同は管理に頭を悩ませることになる。
持ち回りで留守番役をする案も出たが、冒険者としてそれは不自由……ということで、使用人を雇う流れに。
紆余曲折の末、ヴァヴァロが海都で懇意にしていた食堂の料理人ケイムゲイムと、その夫で元漁師のツェルフアレンが使用人として勤めてくれる運びになった。
以後、一念発起して海都から森都へ越してきた夫婦は、冒険で留守にしがちな皆に代わり、ともしび邸を切り盛りしている。
なお、使用人の雇用費や家の維持費等々のため、メンバーは毎月決まった金額をFCに納入する約束になっている。
余談
ともしびの面々が使っているリンクパールは、もともとはファロロとイ・ノギヤが二人で使っていたリンクシェル産のもの。
